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【2024年】高い匿名性を担保するノーログポリシーVPN3選

【2024年】高い匿名性を担保するノーログポリシーVPN3選

IPアドレスやフィンガープリンティングによる追跡を回避し、高い匿名性を持って安心してウェブブラウジングを楽しむために有用なVPNサービスをご紹介します。

2024-04-220分で読むWeb

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インターネットはもはや匿名ではない

https://str995b5dba52a0.smsonline.cloud/uploads/f2789ccf_f998_4c8f_a1a6_0ed113be2b92_a424a22bea.jpg インターネット上では、ユーザーの行動がブラウザーフィンガープリンティングやIPアドレスを通じて企業や悪意のあるハッカーに追跡される可能性があります。
ブラウザーフィンガープリンティングでは、ユーザーのブラウザーの設定やプラグイン、画面解像度、インストールされているフォントなどの情報を取得してユーザーを識別します。一方、IPアドレスはインターネットに接続する際に割り当てられる識別番号であり、ユーザーの位置や使用するデバイスの情報が特定されます。

これらの情報は個々のユーザーを特定し、その行動を追跡するのに利用されることがあります。
一部の企業はこれらのデータを広告ターゲティングやマーケティングに使用しますが、悪意のあるハッカーは個人情報を盗みやすくするために悪用する可能性もあります。

IT企業によるアクティビティログの収集のデメリットは、プライバシー侵害や個人情報漏洩のリスクが挙げられます。収集された情報が適切に保護されない場合、個人の行動や好みが第三者に漏れる可能性があり、それが悪用される恐れがあります。

また、ハッカーはこうした個人情報をダークネット上で広く売買しています。ダークネットでは主にクレジットカード情報、やWebサイトへのログイン情報などが取引され、しばしば不正アクセスや詐欺行為に悪用される危険性があります。
ハッカーは主に、ウェブサイトにおけるプログラムの脆弱性を突いた攻撃により大規模なデータ漏洩を狙い、その後情報を闇市場で販売することで利益を得ています。個人情報の保護とセキュリティ対策は重要であり、定期的なパスワード変更やセキュリティソフトウェアの活用が推奨されています。

このように、巨大IT企業による個人情報の過剰収集や、悪意のあるハッカーによる情報漏洩の可能性を低減するためには、様々な自衛策を講じる必要があります。
その種類は多岐にわたりますが、今回はVPNを使って行動情報の追跡を回避する方法をご紹介します。

VPNを活用して個人情報を保護する

VPNとは?

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プライバシーを守るためには、ブラウザーの設定やプライバシー保護ツールの利用、VPN(仮想プライベートネットワーク)の利用などが有効です。

VPN(Virtual Private Network、仮想プライベートネットワーク)とは、インターネット上で安全かつプライベートな通信を実現する技術です。VPNは、ユーザーのデバイス(コンピュータやスマートフォンなど)とVPNサーバーとの間に暗号化された通信トンネルを構築し、その通信経路を通じてインターネットに接続します。

VPNの主な目的は、以下の点にあります。

  1. セキュリティ強化: VPNは、公共のWi-Fiなどの不安定なネットワーク上でのデータ送信を保護します。データは暗号化され、盗聴やデータ改ざんから保護されます。

  2. プライバシー保護: VPNを使用すると、インターネットサービスプロバイダやウェブサイトなどからのユーザーのオンライン活動の追跡が困難になります。VPNサービスを介してインターネットに接続することで、ユーザーのIPアドレスが隠され、匿名性が確保されます。

  3. 地理的制限の回避: VPNを利用すると、特定の地域からのアクセス制限や規制を回避することが可能です。たとえば、海外から国内のサービスにアクセスする際に、VPNを使用することで地理的制限を克服できます。

VPNは多くの企業、自発的なユーザー、非営利団体などにより提供されていますが、用途によって最適なVPNサービスを選択することは難しいかも知れません。 多くのVPNプロバイダーは無料~月額数ドル程度の低価格でVPNサービスを提供します。
なかには、複数の国にまたがってVPNサーバーを有するサービスや、専用アプリを通じて設定の手間を極限まで減らした便利なサービスが多くあります。

一方で、信用のできないVPNプロバイダーを選択すると、次のようなデメリットも存在します。

  1. セキュリティリスク: 一部のVPNサービスは、データを盗み見るなどの悪意のある行為を行うことがある場合があります。信頼性の低いVPNでは、ユーザーのオンラインアクティビティがログとして記録され、それが第三者に販売されることもあります!

  2. 広告やトラッキング: 一部のVPNサービスは、提供するアプリなどを通して広告を表示することで収益を得る場合があります。このようなケースでは多くの場合、ユーザーが自発的にオプトアウトしない限りユーザーのオンライン行動が追跡され、広告に関連するデータが収集される可能性があります。

  3. 速度や帯域制限: 一部のVPNサービスでは、多くのユーザーが過集中することによってVPNサーバーのレスポンスが低下している場合があります;言い換えると、VPNを介さず直接インターネットにアクセスしているときより、遥かに長い読み込み時間が掛かる場合があります!

こうした問題を回避するには、信用のできるVPNプロバイダーを選択することが何よりも肝要です。
ここからは、私達がおすすめするVPNプロバイダーを3つご紹介します。

無料のVPNサービスについて

この記事を読んでいる人はきっとこう思っているでしょう―無料で使えるVPNサービスはありませんか?と。
無料を謳うVPNサービスは多くありますが、これらを使うことは全くおすすめできません。

VPNサーバーを維持運営するには一般的に月間数万ドル程度掛かることが一般的であり、真っ当なVPNサービスはユーザーのサブスクリプションによって運営費を賄っています。
では、サブスクリプションがない無料VPNサービスの利益の源泉は何でしょうか?きっと、あなたの個人情報は高く売れることでしょう。

VPNサービスは一般的には数ドル程度であり、安全性と天秤にかけた場合、決して高い金額ではありません。
価格とセキュリティ性のバランスが取れたVPNサービスを選択することは最も賢明でしょう。

オススメのVPNサービス3選

Njalla VPN

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https://njal.la/vpn/

実績に裏付けられたセキュリティ性を求めている場合、Njallaの提供するVPNは素晴らしい選択肢の1つです。

Njallaは、The Pirate Bayの創設者であるPeter Sundeが設立した、プライバシー重視のドメイン登録サービスを提供する企業です。Njallaは、ユーザーがインターネット上でドメイン名を登録する際に個人情報を公開する必要がなく、匿名性を保護することを目的としています。Njallaは透明性と信頼性を重視しており、また、Njallaは政府や第三者からの情報開示要求には一切対応しません。
そのため、特に個人情報保護に敏感なユーザーや活動家、ジャーナリストなどがNjallaを利用しています。

NjallaはドメインのほかにVPNサービスを提供しており、月額5ユーロから利用可能です。
また、特定のソフトウェアに依存しない構成でVPNを使用することができ、あらゆるPC、スマートフォン、タブレットでサービスを利用可能です。

また、支払いにはMoneroなどの匿名性の高い暗号通貨およびPayPalをサポートしており、匿名性、利便性いずれを取っても高いユーザビリティを確保しています。

Mullvad VPN

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https://mullvad.net/ja

Mullvad VPNもまた、プライバシーの保護に重点を置いたVPNサービスの1つです。
Mullvad は個人情報保護が充実しているスウェーデンに本拠を置いており、同国の法律に準拠して運営されています。

また、Mullvad は通信ログを一切取得していないことを明記したサービスです。オンライン上における活動や接続に関する情報が保存されることがないことは大きなメリットと言えるでしょう。

料金は月額5ユーロで、非常に安価です。支払いには匿名性の高いMoneroを利用できるほか、PayPalなどのオンライン送金サービスをサポートしています。

加えて、Mullvad では30日間の返金保証を提供しており、Mullvadの品質に満足できない場合は Refund を受けることができます。
Mullvad には無料プランがありませんから、回線品質が思っていたケースと異なる場合には返金保証を活用することができるでしょう。

Proton VPN

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https://protonvpn.com/

Proton VPNは、スイスのProton AGが提供するVPNサービスです。

Proton AGはProtonMailなどのセキュアなWebサービスを展開していることで世界的に知られています。
Proton AGが拠点をおくスイスにおける情報保護法(Bundesgesetz betreffend die Überwachung des Post- und Fernmeldeverkehrs a.k.a. BÜPF)は、Mullvadが拠点を置くスウェーデンなどと比較すると個人情報の利用や監視に寛容ですが、それでも日本や中国といった国と比較すれば高い秘匿性を確保しています。

https://str995b5dba52a0.smsonline.cloud/uploads/4cb19d2a_fe64_4a14_a6e4_3653388c5c53_bf52b96b64.png Proton VPNが最も優れた点は、そのサービス体系にあります。
Proton VPN単体の料金は月額9.99ユーロからであり、Njalla VPNやMullvad VPNと比較すると高価格です。
一方でProton AGが提供するProton MailやProton DriveなどのSaaSとのバンドルパッケージは月額12.99ユーロからとなり、お得です。

更に、長期契約によって料金は半額ほどの7.99ユーロまで割引されるため、Njalla VPNやMullvad VPNと大差ない金額で使用できます。
支払いに関してはBitcoinまたはPayPalによる支払いとなります。また、サービスに満足できない場合は30日間の返金ポリシーが設定されています。

また、セキュリティ性に関しては、Mullvad と同じくノーログポリシーを採用しており、オンライン上における活動や接続に関する情報が保存されることはありません。

VPNを導入した先のプライバシー保護

これらノーログポリシーのVPNを利用することで、インターネット上でのプライバシーとセキュリティが強化され、安心してオンライン活動を行うことができます。

しかし、VPNを導入さえすれば全て安心ということは決してありません。
VPNの利用によりユーザーはIPアドレスベースでの個人の追跡からは解放されますが、それ以外では依然としてインターネット上に痕跡を残してしまう危険性を伴っています。

代表的な潜在的セキュリティリスクの1つは、携帯電話番号の保護です。
携帯電話番号は、SMSによる本人確認など、ユーザーを一意に特定する目的で非常に頻繁に用いられています。
国外の携帯電話番号を入手することは容易ではないことから、Webサイトに登録するユーザーの居住エリアを限定する目的で利用されることも多くあります。

こうした個人情報の特定リスクやジオブロッキングに対応するには、SMSOnlineのような使い捨て電話番号サービスを利用することが望ましいでしょう。

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https://www.smsonline.cloud/ja

SMSOnlineは、世界各地の電話番号を公開し、それぞれの電話番号に届くSMSをWeb上で確認できるWebサイトです。

SMSOnlineを利用することで、自身が保有する本当の電話番号をWeb上に晒け出す必要がなくなります。
また、SMSOnlineでは日本、中国、台湾、韓国、アメリカ、ドイツなどのTier1諸国をはじめとする20以上の国の電話番号を継続的に取得しており、常に100以上の電話番号がオンラインです。
国外の電話番号に簡単にアクセスできることから、携帯電話番号認証によるジオブロッキングにも容易に対処することができ、VPNサービスと併用して利用することで、インターネット上における活動の痕跡を減らすことができるでしょう。

プライバシー対策をどの程度実施するかは、アクティビティの特性などにより大きく異なります。
手軽に始められるVPNの導入や使い捨て電話番号の利用からプライバシー対策を始めてみてはいかがでしょうか。

お読みいただきありがとうございました。